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共用スペースのルールと運営

2011.12.02

各人が自分の個室を確保して、それ以外の居住スペースを共用するフラットシェアやハウスシェアの特徴がもっともよく表れるのは、共用部分の利用に関するルールと運営の仕方においてであろう。一人暮らしならば、室内をどのような状態に保っておくかは一人で決めることができる。家事に関しては、割ける時間の量、我慢できる汚さのレベル、来客の頻度、後は経済的な事情のせめぎ合いのなかで自由に決定すればいい。その意味で、シェアにおけるような共用スペースは、一人暮らしには存在しない。

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他方で、家族と暮らす場合は、鍵のついた個室を除いて、家全体が共用スペースといえる。しかし、共用スペースの管理・運営に関しては、家族の役割に由来する権利や義務、誰が収入を得ているのかといった家計への寄与度などによって、その負担が大きく偏っている場合がほとんどだ。家族における家事分担は、大きすぎる男女の賃金格差などの外的な要因や、女性に期待される家事水準の高さなど左右されることが多い。